『Sonos Arc + One SL』レビュー ホームシアターの最適解かも!?

モノレビュー
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こんにちは、ヒゲナシです。

Sonos Arcの使い心地に大満足だったので、ホームシアターとしての実力を更に高めるべくリヤスピーカーにOne SLを追加しちゃいました。

大満足→超満足に昇格決定です。

こんな環境で使ってます

・自宅リビングで家族全員で使ってます
・6歳児が使いこなしてます
・6歳児娘「アレクサ!YouTubeかけて!」
・家族全員めっちゃお気に入り
・主な用途は地上波・YouTube・映画・ゲーム・音楽・アレクサ。あ、起きてる時全部だった

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Sonosスピーカーシステムの仕組み

一般的なワイヤレススピーカーがBluetooth使用して音源と接続するのに対して、SonosのスピーカーはWiFiを使用するネットワークスピーカーです。WiFi接続はBluetooth接続に比べて通信速度が速く大きいデータをやり取りできるため、音質が良いという特徴があります。

参考までに

2021,1現在、Bluetoothでの最高転送速度が24Mbpsに対して、Sonosが対応しているWiFi規格のIEEE 802.11gは54Mbpsです。規格上の速度で2倍以上の違いがあります。「転送速度が速い=低圧縮でOK」なので、音が良いのに納得です。

また、同一ネットワークに複数台のSonosスピーカーを接続することで、ステレオペアや5.1chのホームシアターシステムを簡単に構築することができます。道産子風に言うとなんまら簡単。以前「Sonosは2台目から本気出す」と見ましたが本当にそんな感じです。むしろあれでまだ本気じゃなかっただと?って感じですが。

音質

ArcOne SLのレビューでも書きましたが、それぞれ単体でもびっくりするほど音が良いです。更にこれらのスピーカー同士を接続してホームシアターシステムとして使うことでもう一段階良くなっちゃいます。良いもの+良いもの=超良いもの。当たり前ですね。「サウンドバーとしては」とか「小さいスピーカーにしては」みたいな言い訳が必要ありません。

低音を強調することもないし、高音がキンキン気になることもありません。いわゆるドンシャリとは無縁。すごく自然に聴こえます。小さいスピーカーと細長い筐体でどうやって鳴らしてるの?ってくらい豊かな低音と綺麗な高音です。わざとらしくズムズム言わないけど迫力はある。なんで?

Arcのレビューでも書きましたが、音がテレビの真ん中あたりから聞こえてくるような感覚があります。これはオーディオへの興味皆無の妻も6歳児の娘(純粋無垢。マジかわいい)も同じように感じているようです。他メーカーの同価格帯のものを視聴した際には「テレビの下で鳴ってますね」的な聞こえ方だったので嬉しい誤算でした。Atmos用の上向きスピーカーが上手いこと調整してるのかな?

さらに!我が家では導入していませんが、sub(サブウーファー)を加えるともう一段階音質が向上するようです。Sonosやべぇ。sub欲しい!

音楽

Arc単体より音の広がりが感じられます。リヤスピーカーを鳴らしても音像はしっかり前方に定位します。また、アプリからリヤスピーカーのオン・オフや音の出力方式が簡単に切り替えられます。

リヤスピーカーの設定はここから
オンオフと鳴らし方を変更できる

我が家はこれまで比較的大きいスピーカーで音楽を聴いていたので、Arc単体だと正直「あぁ、だよね」って感じでしたが、リヤスピーカーを鳴らすと(アンビエント)途端に空間の広がりが出てきて「コレはコレでめっちゃアリ!」って感じになりました。良いぞぉ…。ちなみにジャズとかピアノソロとか生音系が好きです。

映像コンテンツ

Arcは単体でもサラウンドを感じやすいと思いましたが、やはり物理的なスピーカーがあると臨場感が全く違います。リヤスピーカーを接続できるのは他製品に対する絶対的なアドバンテージ。Arcの低音再生力と合わせて迫力がすごいです。

また、人の声が聴こえやすいようにチューニングされているようでセリフが非常に聴き取りやすいです。ホント。これに関しては間違いなく以前使っていた大きいスピーカーよりこちらの方が良いです。映画はセリフが聞き取りやすいので音量を大きくする必要がなくなり効果音にビックリしなくてよくなりました。地上波でも声が聞こえやすくなったのでテレビの音量を今までより小さくするようになりました。

下のバーで音量調整
夜とかの音量上げられない時用かな?
セリフをもっと聞こえやすく

操作性

Sonos

Sonos

Sonos, Inc.無料posted withアプリーチ

Sonos Arcには物理的なリモコンが付属しません。全ての操作や設定はスマホアプリから行います。Sonosの高評価の半分は優秀なこのアプリが稼いでいると言っても過言ではありません。Sonosのアプリはとにかく操作性抜群です。動作が軽いのはもちろんのこと、UIもわかり易く非常に使いやすいです。

先述したスピーカーシステムの構築が簡単に行えたのもこのアプリあってこそです。すごいよSonos。

リヤスピーカ追加はこんな感じ
画面に従って
ボタンタップするだけ
かんたんすぎ
おわり
Sonosが好きすぎてツライ

もちろんテレビのリモコンでも音量調整できます!

設置性

Arcの大きさは高さ(87)×幅(1141.7)×奥行き(115.7)ミリ。横幅が広くて好き。

ホームシアターでサウンドバーを選ぶ最大のメリットって設置性の良さからくるお手軽さだと思うんです。

AVアンプ+スピーカーの構成でホームシアターを作ると結構場所を取るんです。最小構成のフロント2chで使用するにもAVアンプ、スピーカー2つが必要になります。5.1chにしようと思えばさらにスピーカー3つとウーファーが必要です。Dolby Atmosなら更にもう2つ。当然それぞれ設置スペースが必要だしスピーカーケーブルを何メートルも配線する必要もあります。

以前はこんなの使ってました。全体的にでかい。

ちなみに2021.1現在一般販売されているAVアンプでの最多チャンネル数はDENONの13.2chだそうです。すげぇ。

Sonos Arcなら買ってきてテレビの前に置くだけでフロントL,R+センター+Dolby Atmosの設置完了です。さらにサブウーファーとリヤスピーカーを接続すればあっという間に5.1.2chのホームシアターの完成です。めちゃくちゃお手軽!

また、スピーカー同士はWiFiネットワークで接続されるのでフロント→リヤまで長いケーブルを這わせる必要がありません。超スッキリ。

以前のシステムではアンプからリヤまで15メートル超のケーブルを使ってました。配線処理ホント大変だった…ありがとうSonos

拡張性

サウンドバーは外部アンプなどを使用せず、それ単体で手軽に使用できる反面、スピーカーの追加などの拡張性はあまり高くないのが一般的です。

Sonos Arcはサブウーファーとリヤスピーカーを接続して使用することで、最大5.1chのシステムを構築できます。サウンドバーの中でも拡張性が高い方だと思います。

一部他のモデルでもサブウーファーやリヤスピーカーを接続できるものもありますが、大抵の場合そのモデル専用のものを使用する必要があります。

Sonosのシステムはスピーカー同士の組み合わせの自由度が高く、好みや予算に合わせて組み合わせるスピーカーを選択できます。どれも単体使用でき、音楽再生用としても優秀なスピーカーなので「システム入れ替えたらリヤスピーカーがゴミになった」みたいなこともありません。

まとめ

良さを的確に伝えられる語彙力が欲しい。聴いてもらえば一発で良さがわかるのに。

Arc単体でも十分満足いく製品だと思います。が、後ろにOne SLが加わると視聴体験のレベルが間違いなく一段階上がります。リヤスピーカー導入前は映画やゲームなどの5.1ch以上のサラウンドコンテンツだけがその恩恵を受けられるのだと思っていましたが、普段のテレビ視聴でも音楽でもリヤスピーカーがしっかり働いてくれてます。やっぱり2台目から本気出すようだ。

我が家ではこれまで数セットホームシアターのシステムを入れ替えてきましたが、価格・設置性・デザイン・音質など総合評価すると今回のSonosのシステムが一番満足度が高いです。上を見ればキリがないオーディオの世界ですが、一般の家庭でホームシアターを考えるならSonosのシステムを導入すれば十分以上に満足できるんじゃないかな〜と思います。私的に今の所の最適解です。

もうしばらく巣篭もりで我慢の時が続きそうですが、『良い音』を取り入れて日常を華やかにしちゃいましょう!

この記事書いてたらsub欲しくなってきちゃった、、、Sonosさん!もしも見てくれてたらsubください!笑

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